ひとつの島は一枚の絵はがき。モルディブはひとつの国。
モルディブに一度行ったことがある人にどうだったか尋ねれば、たいてい自分のリゾートについて語るでしょう。水上ヴィラ、ハウスリーフ、バーのそばの夕日スポット。すべて本当のことです。しかしそのどれも、物語のすべてではありません。 モルディブは、異なるリゾートのロゴをまとった一つの島ではありません。それはまったく異なるふるまいをする環礁の集まりからできた国です。ある環礁は膝までの深さで魚を眺められるほど浅い礁に囲まれています。別の環礁は、マンタやジンベエザメが自分たちのスケジュールで通り抜けられるほど深い水路へと落ち込んでいきます。サンドバンクは干潮時に姿を現し、夕方には消えていきます。ラグーンは雲の状態、水深、時間帯によって色を変えます。 リゾートがゲストに見せられるのは、その桟橋から泳いで届く範囲に存在するモルディブの姿だけです。その水平線の先にあるすべては、噂のままです。

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